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【リーダーシップ開発】良いリーダーの実力

良いリーダーの実力の中から5つを取り上げ、評価力、質問力、会話力、達成力、育成力についてまとめました。

リーダーシップは、「管理職」の方や「経営者」の方だけが身に着けるべきスキルではありません。誰もが、日々意識して高めることによって、仕事上の成果も、人間力も向上させることが出来ると考えています。

【評価力】

良いリーダーは、ひとに目標に向かう力を湧き起こさせます。

1.適正な評価ができる

・評価指標が明確、評価指標を理解している

・公正に見定めることができる、相手を理解している、理解する努力をしている

・評価者であることの重責を認識している

2.評価結果を伝える力がある

・相手が評価結果を理解する伝え方

・相手が評価結果へ納得するする伝え方

・相手が次の目標を自ら設定できる伝え方

適正な評価は当然ながら、伝える力も備えているということです。
良いリーダーは、ひとに「目標に自ら向かう力」を湧き起こさせます。

 

【質問力】

リーダーは、ひとの力を束ねる人。

「1+1の力を2以上にすることができる」「そのひとの力や思考を少し先に引くことができる」人です。

1.事象と感情・考えを区別して問う

事実としての起こっている事象、対象の情報は有りのままに。感情や考えと混同されて伝わってくることが多いと思っていた方が良いかもしれません。事象は事象、考えは別と捉える。事象は一つ、考え方は幾通りもあります。

「そのとき、どう感じたのですか?」「そのことに関して、どう考えますか?」

その場にいるひと・ひと達が、整理して考えたり、議論を深めることができるのですね。

2.質問に対してのこたえ

時には、相手からの質問に対しても、問いかけをします。何に対しての質問なのか、文脈を捉えるということです。

(何のために、この質問があるのだろう)

本当に、相手が聞きたいことに対して、こたえられるといいですね。

良いリーダーは、想像力豊かに、一つの「質問」を力に変えていきます。

 

【会話力】

良いリーダーは、コミュニケーションのエキスパートです。

1.共感する; 相手の感情を知る
2.洞察する; 相手の状況、立場を知る(努力をする)
3.論旨を理解する;相手の伝えたい主旨を知る
4.自分の考えを整理する
5.自分の考えを言語化する
6.自分の考えを伝える
7.1~6をタイムリーに行う

もちろん、後に気が付き新たに伝えることも、自らの誤りを潔く訂正することもあります。しかしながらコミュニケーションのエキスパートは、「あの時、こう言えばよかった」という念に駆られることが少ないです。なぜならば、彼等の理解と整理、そして適正な言語化のスピードが速いからです。

良いリーダーは、心技ともに磨かれています。

 

【達成力】

良いリーダーは、確実に目標を達成する人です。自らの目標も、チームの目標も、目的に向かいその力を存分に活かします。

1.目的、目標が、明確明瞭; 具体的に示し、完遂までぶれない
2.公明正大; 判断軸に、私利私欲が無い
3.計画が適正; 配置と数値目標が、適正に導かれている
4.環境整備; 障害の排除と軌道修正が、抜かりない
5.情熱; 信念が、エネルギー

良いリーダーは、先を見通すことと、今を把握することを、人知れず行い、率先して動いている人です。その姿や言葉が、人の心と行動に影響を与えています。
成果は、自ずと後からついてきているのです。

 

【育成力】

良いリーダーは、ひとを育てます。ひとの成長を、自分の喜びとする人です。ここでは、フォロワーの視点で3つ挙げます。

1.思考整理に導いてくれる; こたえはくれないが、こたえが浮かぶ
2.希望を持たせてくれる; ビジョンが視えてくる
3.背中を押してくれる; 勇気が湧き、行動を起こせる

話すだけで、勇気が湧き、自らの力で進む力を促してくれるひとです。すべて、自分でできることもあるかもしれません。しかしながら、集中すればするほど、視界が狭くなりがちです。足元をしっかり見ることも勿論大切ですが、時には大空を見上げることもとても大切。
良いリーダーは、閉ざされていた思考に、そっと風を吹き込んでくれるのだと思います。

ひとに大きく影響を与え、後進の育成に貢献している人ほど、
「自分は何もしていないのです」と謙虚で、
「みなさまのおかげなのです」と感謝しています。

良いリーダーは、ひとを育てずしてひとを育てています。

 

ここでは、5つの力に焦点を当てて項目を挙げました。以前村上の「note」でも記事にしたものです。

一度にすべてを高めることはできないかもしれません。しかし、日々の努力によって、その人の持つスキルや資質の一部になっていくのだと思われます。

村上紀子