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【ご報告と御礼】創立第7期目を迎えました
2020年5月1日。レジェンドコンサルティング株式会社は、第7期目を迎えました。創立前より、そして創立後変わらず、ご指導いただき、ご支援いただいておりますすべてのみなさまに、心より厚く御礼申し上げます。
2014年5月1日、理念を胸に弊社を創立いたしました。レジェンド(legend; 伝説の・偉業を成し遂げた人)の社名には、「誰もが、その人の人生においてレジェンドに。どの事業もが、その業界においてレジェンドに」という想いを込めて名付けました。創立時の初心をここにあらためて振り返ります。
第一に、組織で働く「人の成長」に焦点をあてること。組織の在り方を決定的に左右する人の成長に、組織は本質的に向き合う必要があると感じていました。大企業と中小企業、日本企業と外資企業、都市圏と地方都市、そして経営者と従業員など、はからずも対照的な環境・状況の中で働き続けさせていただいく機会に恵まれました。その体験を通し、一貫して感じたことはどの環境下においても、本質的な人の教育が行われていることが多くはないということでした。企業規模に関係なく、体系的な人材教育機会の創出が望まれました。また、形式的に実施されるのではなく、人が学びに能動的に取組み、成長へつなげていく積極性が望まれました。本質的な人の成長のために、できることは何なのか。第一の焦点でした。働く人を取り巻く環境も、常に大きく変化しています。私たちは、自らの在り方につき、常に考え続けなければいけません。
第二に、組織の在り方に焦点をあてること。組織の舵取りを担うリーダーの考え方は、そのまま経営の在り方に反映されます。確かな判断力と迅速な意思決定を伴った強いリーダーシップがもとめられます。健全な組織には健全な人が集い、育つ。これは私の信条です。個がいくら成長しても、組織が健全で無ければ、力を発揮出来るどころか離脱していくでしょう。個がいくら成長しても、組織が健全で無ければ、力を発揮できず、成長することを止めてしまうでしょう。恐ろしいことです。健全な組織をいかに築くか。第二の焦点でした。そしていま、個と組織の関係は大きく変化しつつある時代に突入しました。どう相互が関わり、シナジーを発揮していくべきか。「健全な組織の在り方」も変えていかなければいけません。
人の成長と組織の成長、そして進化。私たちの理念は常に此処に有ります。なぜ、此処にこだわるのか。私たちは、人のもつ潜在能力を純粋に信じています。人は、いつからでも、どこでも、その人の意識と努力で成長できることを信じています。忍耐強い自己評価でコツコツと、静かに努力することで、無限大の成長を遂げることが出来る底力を、信じています。また、それらの個を有機的につなげ、大きな力と成し、社会へ発揮できるのが組織です。この価値を拡げていきたいと心から願いつつ、私たちの挑戦はこれからが、はじまりです。社会は大きく変化し続けています。事業の在り方も、大きく変えていかなければいけません。苦しい現実も多く降りかかってきます。底力を発揮して、進み続けていきたいと思います。
社会は過去から今を生きる私たちに引き継がれました。私たちは未来の社会へつなげていかなければなりません。私たちには、先人の理念はそのままに、一層すばらしい未来へつなげていく使命があると思っています。組織も、人も、本質が一層問われる時代です。私の力は小さいです。努力することしかできません。しかし、幸運なことに、創意工夫をする知恵の源泉を見つけました。これからの時代に、どう活かしていくべきか。真剣に考え、知恵を絞り、これまで育んでくださった多くの皆さまや社会へ、少しでもお役に立てていけるよう、一日を大切にして、精進してまいります。
今後とも、どうぞよろしくおねがいいたします。
心からの感謝を込めて
村上紀子