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  • Functional Approach

  ビジネスプランニングの本質

ビジネスプランニング(事業計画書)の現状

国の促進・施策にも後押しされ、起業を目指す方が実に増えてきました。「起業家」も増えてきました。「岡山県女性創業サポートセンター」で起業支援を担い、5年目を過ぎようとしています。そのなかで、様々な「事業計画書」を見てきました。そのほとんどが、形式的なものでした。そこがゴールになっているのです。《事業計画書をつくる》ことが目的になっている、ということです。形式的に書かれた計画書は、見るとすぐにわかります。それをもとにお話してみると、やはり、ビジネスモデルが構築されていません。どんなに整った事業計画書を作成しても、そこがゴールになってしまったら、残念ながら、無意味なのです。起業後、一日も早く事業が安定し、さらに成長へとつながるビジネスプランニングの必要性を感じ、ビジネスプランニングシステムを開発しました。

 

FABP(Function Analysis Business Planning)システムとは

《事業計画書をつくる》ことは、目的ではなく、手段です。早期安定化にみちびくための、そして行動にむすびつけるための、実質的な事業計画作成システムを、ファンクショナル・アプローチを適用して、開発しました。それが、「FABP(Function Analysis Business Planning)システム」です。マーケティング戦略を描きながら、事業コンセプトと事業アイテムの明確化、精度高い数値目標、そして具体的アクションプランが策定されていきます。事業の早期安定化を図るため、リリース後のマネジメントにも、有益に活用できるプランニングシステムです。

 

FABPシステムを活用して

岡山県女性創業サポートセンターのデスクでは、ご相談者のフェーズによりますが、必要に応じて、本システムも活用し、コンサルティングを行っています。本システムには、その方の起業フェーズや業態によって、用いるシートを選択し、描いていける利点があります。また、起業時だけでなく、新商品開発や新事業開発等の際にも、有用です。本システムの特徴的なものに、「FABPシート」があります。私自身も、あらたな事業を試みる際、本シートを用いて構想や全体像を描いています。事業コンセプトや商品構成の理解度が高まり、ビジネスモデルの確立に役立つのです。

 

2月に、「成果につなげるビジネスプラニングと経営デザイン」をテーマに、講座を行いました(倉敷市商工課・くらしきベンチャーオフィス様主催)。起業を目指す方や、起業された方は、何度かは作成する事業計画書ですが、それを効果的に活用されている例は、残念ながら多くありません。「成果につなげるビジネスプランニングってどういうことなのだろう」……講座開始前から、みなさんのワクワク感が伝わってきました。当日は、講座時間の制約から、FABPシステムの一部をピックアップし、ポイントを絞っての紹介となりましたが、「タイムリーに受講できて良かった!」「この先ずっと使える」「自分のビジネスの本質を追求していくことの大切さが理解できた」「本当の顧客目線での捉え方ができそう」……と、ご受講後メールで知らせてきてくださった方々もいらっしゃいます。

 

事業計画書が、「机上の空論」にならないために。それぞれのビジネスやプロダクツ・サービスの価値を、きちんと捉え、それぞれの市場(届けるべき人たち)へ伝え、流通させていくためのプランニングに。そのための、ひとつの方法を創りました。FABPシステムを、これから先のビジネスの展開のために、多くの方々に役立てていただければ、嬉しい限りです。

 

村上紀子

関連動画

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