-
Leadership
【リーダーシップ】リーダーシップは一日にして成らず
組織は生存し続けるならば、永遠に進化し続けなければなりません。そのためには、正しく行動できるリーダーが常に必要です。組織にとって、次代のリーダーを輩出することは、永遠なる必須の課題です。
「組織にとって、リーダーを育てることのほうが、製品を効率よく低コストで生産することよりも重要である」―これは、ドラッカーの言葉です。
企業で「リーダーシップ研修」を実施すると、大抵管理職の方々が受講されます。すでにリーダーとしての地位を獲得している人々です。もちろん、彼等がリーダーシップ力を高めることはとても重要なことです。真のリーダーシップを発揮されている方が、リーダーの地位に在ることは多々ありますが、「リーダーの地位に在るひと=真のリーダー」とはいえないからです。
しかしながら、わたしはこう提案しています。「次代のリーダーを担う方々にも多く受講していただきたい」と。なぜならば、「リーダーシップは一日にして成らず」だからです。そして「リーダーシップは、生涯を通じて高めていくもの」だからです。はやくから、そのことを知り、リーダーシップのステージを確実に上げていっていただきたいのです。
私は社会人になったばかりのころ、身近に理想のリーダー像をみつけ、常に彼等の背を追いかけていました。当時の私は、リーダーは自分以外のほかの誰かがなるもので、自分がなるものではないと、潜在的に感じていました。リーダーシップは、日々の積み重ねで成るもの、そして誰もが高めることができるものだと知るまでに、少々時間を有しました。
リーダーシップ力が高まると、好循環が生まれます。能力と努力が最大限活かされるのです。だから、おのずと成果が高まるのですね。逆にいえば、リーダーシップ力は、成果の大きさを決定つけるということができます。組織も、個も、高めていきたい力です。
誰も教えてくれなかったリーダーシップ論と実践編―レジェンドのリーダーシップ集中講座―
リーダーシップのメカニズムを学び、真のリーダーシップのあるべき姿を探求します。しくみがわかれば、やるべきことが明確になります。やるべきことが明確になれば、ひとは行動できるのです。