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【自走化伴走支援メソッド】真の課題設定力と提案力

■真の課題設定に欠かせない「傾聴と対話」

「傾聴と対話」、この言葉も随分聞きなれた言葉となってきました。言葉として理解はしていても、では具体的には何をどこから始めればよいのでしょうか……、そのような疑問が生じます。そもそも、何のために「傾聴」し「対話」をする必要があるのか、そこを理解しなければ、本当の意味での傾聴や対話は実現しないと考えています。

さまざまな立場で、経営を支援する役割を担われている方々に向けて、「傾聴と対話に基づく自走化への伴走支援メソッド」を提供しています。真の課題を設定し本質的支援を展開するための、基本となるアプローチを再現性高くお伝えしています。

【傾聴と対話に基づく自走化への伴走支援メソッド体系図】MURAKAMI Noriko

 

■意思決定バイアスの認識および軽減化

支援する人が”解決策”を「提案」する際に忘れてはいけないことは、選択も決定も、当事者の意思決定を尊重するということです。

人は誰もが固定観念やバイアスを持っているものです。経営の重要な判断を行う過程において、バイアスを取り除き、最善の意思決定を行うことはとても重要なことです。

支援の立場にある人は、一方的に自分たちの提案内容を押し付けることなく、最終的には当事者の意志に委ねるのが本筋であると考えています。自分で選び、自分で決めるからこそ、その後の実行も能動的に進んでいくのです。

質の高い対話を通して、当事者の意思決定バイアスを軽減し、当事者自身による最善の選択に導くことが出来たなら、それは良い「提案」であると言えるのではないでしょうか。

■常に存在するのは「本質」

先に示した「傾聴と対話に基づく自走化への伴走支援メソッド」は一つの型であり、常にその通りに進められるものではありません。支援の範囲もそれぞれです。

しかし、型を持っているからこそ、どのような状況においても汎用性高く応用することが出来ることも確かです。

シンプルな原理・原則、理論であるほど、実質的に役立ちます。

 

村上紀子

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倉敷商工会議所様、岡山県中央会様、

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